Dreamweaverで生成するほどの規模じゃないし、
Javascriptで生成するとSEO的にもJS切ってるユーザーにも不便。
フレームワーク導入はちょっと抵抗が……
みたいな時!
サーバー側で自動で共通パーツを読み込んで、
htmlで書き出してくれたら楽ですよね。
そこでphpを使ったら楽だなーと思っていたんですが、
拡張子を.phpにするのもちょっと嫌だ。
そんなワガママも通るのがWebの世界。
ああ、なんて素晴らしいんだ!
.html上でphpを動かすには?
.htaccessで「.htmlでもphpの記述があったら動くようにしてちょ」と示すだけ。ただここで「phpどこ?」とか「いきなり言われてもわからんがな」ってなることもあり、
その場合はphpの置いてある場所を教えてあげなきゃいけないようです。
サーバーによって大丈夫なところもあるので、基本的には.htaccessを書き換えればOK。
大丈夫なサーバーってどこよ?
やってみて「謎のエラーでページが表示されないー!?」じゃ最悪なので、サーバーごとに説明しているページを見つけるのがベター。
そしたら、なんか一覧にしてくれてる親切な人が!
【サーバー別】HTML上でPHPを実行するための.htaccessの記述
http://m630.net/archives/816
→遠藤 誠:@makoto_endoさんによる記事
これを見ると、サーバーによってすんごい面倒だったりも。
うっかり知らずに.htaccessを書き換えりゃいいだろ的に対応してたら、
目も当てられない状況になるところでした。
というか実際なりましたw
どんな風につかってるの?
共通項目の切り出しと使い回し
例えば、既存のページで、共通項が結構ある場合、それぞれを毎回手書きで書いてたらダルいし、
ナビに追加や変更があったとき、全部置換しなきゃいけない。
ヘッダやナビ、フッタなんかは共通して同じものを出すので、
別のhtmlにまとめておいて、phpで呼び出すようにすれば、
ひとつのhtmlを更新するだけで良くなる。超便利。
Copyright表示もスッキリ
フッターによくある「Copyright ©2015」なんてのも、phpで書いておくと自動更新されて便利!
IDも自動で振っちゃう。
ページごとの処理をcssやjQueryで制御したい時のために、<body id="about">
などとしておくのに、いちいち書くのもダルい。
そんな時は、切り出したhtmlの中で変数から書くようにしておくといい。
<body id="<?php echo$pageid?>">
みたいな感じに。
この例みたいにページIDだったら、
ファイル名を取得して拡張子ケズれば、
自動でIDが割り振られる。便利。
こうしておくと例えば「ページID変えといて」なんて指示に、
ファイル名を変えるだけで対応できる。
追加ページをコピペから作る時なんかに、すごい楽。
descriptionやkeywords、<title>のメタ情報なんかも変数にしておくと、
<h1>や<address>に取り回せるので便利。
端末別の対応もらくらく
ブラウザ対応や、スマホ対応などなど、ユーザー情報をhtmlに反映できるのはかなり強い。
環境変数から取得して、とりあえずbodyのクラスにでもつっこんでおくと、
何かのときにcssだけで対応できる。
テンプレ化もかんたん
テンプレとなるページを組んでおき、その中でページごとに変わる内容だけ変数化すればいい。
具体的には、変数にhtmlを書いていって、
テンプレ上で変数を呼び出して書き出す。
レイアウト変更とか多い場合はこっちのほうがいいかもしれない。
季節ごとにリニューアルしたいって案件もあるもんね。
まとめ
メンテ性、更新性、それから拡張性。htmlでphpを使えるって、こんなふうにメリットいっぱい。
デメリットはphpまわりの知識がちょっと必要になるくらい?
htmlがプログラムとして処理されるので、
脆弱性は高まるかもしれない。
個人サイトとか、顧客情報を扱わない規模だったら、
ぜんぜん使っていける手法だよね。
htmlがわかるならphpもそんなに難しくない。
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